2019年04月05日

仕事がお昼からだったので、前から気になっていたお寺へ行ってみることにした
チャリでの通勤路に、寺町風の通りがあり、お寺が沢山並んでいる
春だからか、見てなかっただけなのか、最近になって、一部、門が開いていることに気づいたのだ
うららかだ
すぐ横は大きな幹線道路なのに、寺神社あるあるで、門をくぐると、一瞬でざわめきが消える
一番手前のお寺には、ぐるりと回った内側に、それは美しいお庭があって
あまりの突然さに、立ちすくんでしまった
出会い頭にイケメンとぶつかった、みたいに
恋してしまいそうだった
白砂は光を反射し、そう広くない敷地は、輝きに満ちている
光は砂のうねりに沿って、光そのものに微細な陰影をつくる
お庭を鑑賞できる、長い縁側の真ん中から眺めると、お隣のお寺のくすの木が借景になっており、大きな大きな3Dテレビを見ている気分になる
もはや視覚を越え、風景がぐぐんと近づいてくる
木の一本々、幹の木肌、葉の一枚一枚、石、砂、風、日差し、鳥の声、あらゆるパーツが際立ちながら、どこまでも静かに調和して
私は泣いていた
綺麗
写真つきで、このお寺の庭に感動して涙でた!、と妹にLINEしたら、何かあったの?と心配された
まあ
まあまあ、まあ
わからんくもないけど笑
妹よ
姉ちゃんは、感動やさんなのよ