2018年09月30日
性懲りもなく、ぐるぐると悩んでいた
今自分にとって、大きめの決断をしなくちゃいけない流れがきていて
一応決めたものの、本当にそれでいいのか、それが正しいことなのか、わからなくなるようなことが、おきている
それにともなって、過去、納得いかなかったことが、また、ふつふつと胸に沸いて
また
まだ
忘れてなかったんだな、とうんざりしている
何が正解かわからない
自分のために、どうするのが一番いいのか、わからない
他人の気持も、わからない
自分の気持ちすらわからないのに
私はまた、迷子になっていた
そして左肘は、やっぱり痛くて
知り合いのみえる人が、私の状態を知らないのに、一番大切なことが出来なくなる、と言ってたと聞いた
確かにピアノが弾けない
なんなんだ
途方に暮れるわ
台風が近づいていて、夜
雨で濡れたアスファルトは、街灯があたり、足元でキラキラしていた
きれいだ
私は、よりキラキラ見える場所を探して、水溜まりを避けながら、歩道をふらふら歩いた
角を曲がる
今度は、少し青みがかった灯りが、アスファルトを照らしている
まるで、線香花火の上を歩いてるみたい
パチパチと次から次に、足元で花火がはぜる
あまりにもきれいで、泣けてきた
そうだ
私には、きれいなものをきれいだと思う心がある
きれいだと、感じることができる
それだけは、曖昧さの欠片もなくて
はっきりと、わかる
そうだ
この心があれば、生きていけるじゃないか
感じて、表現できる
わかる
私にとって、この感覚は確かなものだ
嬉しかった
私は、この心と生きていける
本当に、嬉しかった
雨は激しさを増し
今雷が鳴って
私のシナプスと、シンクロした